11月30日のセミナー第2部
「土地の境界トラブルについての対応策」を
さいたま市緑区中尾の武内土地家屋調査士事務所の武内幸久氏が講演
国土地理院の資料をもとに

■震災で、日本列島は東へ大きく動き、さいたま市でも約50cmは動いていること
上下にも

半径6000kmの地球の上では、りんごの皮程度に過ぎず
不動産の名はあっても、動くものであり、隆起、陥没、スライドが起きている。

震災以降、以前に整備した公共の測量基準点や数値図等も、
場所によっては改訂をする必要があるなどが話されました。

■法務局における筆界特定制度について、費用や確定までの時間、
うまくいかなかった場合の境界確定訴訟までの事例に基づく話

■法務局の図面と現状との不一致はよくありますが
粘り強く隣家との話会いを密に、現在の事実確認から
解決の方向を見出す努力が必要だと話されました。

売買に携わる仲介として、境界確認、位置指定道路の件など
常に関係してきます。

調整が不備に終わる苦い経験もありました。

地球の大きさから見れば、ほんの和束な争いでも
互の先祖からの歴史も関わる大事な資産です。

事実確認の数値だけでは単純に割り切れない部分を
どれだけ補えるか、言葉の端々、感情のもっていき方等にも努力が必要とされるのを、
仲介業者として、改めて実感したセミナーでした。

講師の皆様、ありがとうございました。

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