先日土地売買が完了したので、建築会社が敷地内の排水枡のふたを開けてみると大変なことに。

隣家の排水管が左右から合流し、この敷地から公道の本管に流れるように十字の排水管があるのです。

しかも、最近のものとおもわれる、紙と汚物らしきものが留まっていたのです。コバエも飛んでいます。

さあどうしましょう、実際使われているかを確認しなくてはなりません。日程を調整して、2軒の方にトイレの水を流してもらいました。

一軒は流れて来ず、どうやら再建築した際、公道へ直接排水工事で直したようでしたが、一軒はジャージャー音を立てて流れてきました。

市役所に相談したり、下水管の引き直しを隣家の方にお願いし、どうやら新築の完成までには正常な単独使用になる事で決着がつきました。

この地域は、古くからの住宅街で道が細く、同じ所有者の土地に家が立ち並んでいたため、前面に本下水が通った時、まとめて流すようにしておいたようです。その後所有者が土地の分割をして、新しい所有者に変わりましたが、古い家はそのままの形態で使用していたことになります。

その都度の売買時においても、重要事項説明では触れられることなく、今回もわかりませんでした。

下水管の配管図は、必ず取得し説明するのですが、その時点では、すでに隣家とも排水の取り出し位置のしるしがあるため、気が付きませんでした。

役所では、本管が通った時必ずつなぐ工事をしなくてはならないのですが、当時申請だけして工事はしてなかったのではとのこと。

役所の図面上あるものについてまで、枡のふたを開けて調べることなんてしませんが、少しおかしいなと思ったら、面倒がらずに調査することも必要です。

他人の敷地を通って、あるいは自分の敷地を通らせて埋設管があるような場合は、本当に要注意です。

万が一の時を想像をすれば、そのリスクは大きいですから。

やむ得ない場合は、可能な限り調査して、きちんと説明をする必要があり、その後の対処も丁寧にしなければなりません。

さいたま市の不動産は◆◆(有)住ステーション浦和◆◆

あっちゃんの不動産情報室

のりひよのタイピング日記
Maruri’s Cafe
正のおしゃべりきいてよ

◎思いつき覚書