入居時に元気な世代中心でスタートしたマンションも、年月を経れば建物も人間も変化します。建物は大規模修繕しますが人間は?

過日マンション理事会で、高齢者の見守りが話されました。一人暮らしの方から鍵を預かって欲しいと理事がいわれたり、何日もドアが開いていない、顔を見ていない、プライバシーがあるので状況把握ができない等、孤独死の心配もされました。首都圏でタワーや大型マンションが林立する中、すぐ目の前に迫っている高齢社会。ドアの先の生活は見えません。

20日のNHKスペシャル「縮小ニッポンの衝撃~」で急速に高齢化が進み、2050年には棺桶型人口ピラミッドになり、すでにあちこちで影響が始まっていることが報道されました。首都圏のマンションも例外ではありません。

建物横に救急車が止まると、ドキッとします。