所要で福井県小浜市に。若狭湾に面したこの街は、古くから「御食国」みけつくにとして知られ、鯖街道で京都と直結していたが、いまでは、拉致問題と原発で有名だ。

その街の中心地に「北島忠喜の絵画館」がある。民家を改造した小さな建物に、孤高に生きたという画家の作品が、あふれ出していた。北島忠喜の世界 小浜を愛し、極貧の中、売るための絵を描かなかったというキャンバスを眺めると、彼を愛した友人達の「日本のゴッホだ」との言葉が現実味を帯びてくる。

この絵画館は、「小浜市男女参画室室長」で「小浜市働く婦人の家」の館長が、
自宅を自費で改造して提供した。
街の一等地だ、それを善意のみで開放。
行政ウーマンの彼女は、税金で得たお給料だから、出来る限り市民に還元したいという。
ただそれには限りがあるけどと。どこかの天下り官僚に聞かせたい。

館内のコーヒーと共に「北島忠喜の世界」言葉集をじっくりと味うのもいい。

北陸の旅には、欠かせない絵画館になった。 

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