10数年前に取引きをした奥様から、「夫が亡くなり、子供と同居することになったので、相続した家を売却したい」と突然電話があった。
「大手の会社がたくさんチラシを入れているが、何処に頼んだらいいか不安。昔あなたが話した(ご縁ですね)の言葉を思い出したので、遠いけれど、たのめるかしら?」喜んで~

その頃は、大手のサラリーウーマン。ブランド名で仕事をこなしていたと思う。
とかく組織の力と自分の能力をごっちゃにしてしまいがちで、やめれば、誰も見向きもしないのが一般的。担当者が変わりましたとかで引継ぎとなる。

たくさんのお客さんがいても、その時、その時点で、真正面に向き合って、精一杯の対応に努力しておくことで、たとえ、会社が変わっても、一人の個人として、認められることもあるのだと、嬉しかった。

果たして、全てのお客様に出来ているとはいいがたい。始めから、相性が悪かったり、ちょっとしミスで、後々までそれがひびいたり、いろんな体験を経ながら、今度こそはと、気を取り直すしかない。失敗は、自分が一番知っているものだ。
それでも、圧倒的には、いい関係で終わっているし、続いている。あの人も、この人もと、うれしい顔が浮かぶもの。子供も大きくなっただろうとか。

不動産をめぐっては、5年10年、いえ相続までも関係してくるもの。
そこまでお付き合いが出来れば、最高なんだろうな。

ご縁ですね~
いい日本語であり、不動産には、ぴったりな気がする。

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