お客様と一緒に、抵当権の抹消登記をしに、法務局へ出かけた。

法務局備え付けのパソコンで用紙をプリントアウトし、
必要事項を記入して、金融機関からの抹消書類を持って相談窓口へ。

相談員が、丁寧に不足分を教えてくれ、そのまま印紙を貼って受付に提出。
10日後位には完了しているので同じ印鑑を持って取りに来てくださいね。

これで終了。
費用は土地と建物2件で2000円。1件1000円だ。

法務局までの交通費と時間を惜しまなければ、本人だけでできる。
ネットからでも、申請に必要な書類は手に入る。

ところで
金融機関によっては、ローン完済すると
■銀行の司法書士で手続きしますから、費用は~万円です、
口座から引きますか? とあたり前のように言うところもある。
遠方だったり、時間がなければ頼むのも良し。

■抹消書類を郵送や窓口で渡す時に、
登記の手続きが必要なことを伝えていなかったり(ありえないが)、
十分お客様に認識してもらわずに渡しているケース。不親切。

本人は、そのまま完了したものとして書類は紛失。

何年も経ってから、売買や相続の時、謄本を取り寄せびっくり。
ローンが残っている?
ローン会社は合併、社名変更、倒産、この世にない。

こんな時は、司法書士に頼む。

■根抵当権としてついている時は、以後借りませんと
金融機関に申し出て書類をもらうこと。
返済したつもりでも、そのまま謄本には残っている。

とにかく、返済したら必ず登記手続きをすること。

ご自身の不動産登記簿(全部事項証明書)は
時々取り寄せてみることをおすすめしたい。

ひょっとして、返済済みの抵当権や、
覚えのない根抵当権がついているかもしれない?

もちろん、売買の時に、買主からの代金で返済する場合は
自分ではなく、司法書士に頼むのが筋である。念のため。


本サイト:(有)住ステーション浦和

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