4月になってから急に法務局の窓口が混んで
なかなか必要書類が出てこない。

年度替わりかなと思ってよく見ると
乙号事務の包括的民間委託開始について」
の紙が置いてあり、ついでに
コピー機も保守期間がすぎ、
入札しても応札がないから取っ払いました・・・と紙が貼ってある。

更には今まで自由にコピーできた
法務局備え付けのブルーマップや住居地図も
しっかり紐で結ばれ、移動不可。
著作権の問題で、コピー不可。
今さらなんでとぼろぼろのブルーマップを眺める。

もちろん法務局全部の民間委託ではなく
窓口で扱う登記事項証明書、印鑑証明書、地図の写し等の交付
登記簿、地図等の閲覧に係る事務とあるのだから
受付してパソコンで打ち出して印刷して提供の実務だけだ。

とはいえ、閲覧してもコピー機がないので
すべて窓口へ申請しなくてはならず、混むのは必定。

ましてや以前は法務局の職員がてきぱきと処理して
コンピューター化とあいまって迅速だった窓口が
一見して上司(天下った人?人材派遣の人?)
とわかる男性の仕事ぶりや、女性の汗だくの動きをみていると、
これで事故は起きないのだろうかと不安になる。

国民の最も大事な財産の情報管理の部門である。
それでなくても念入りな犯罪は常に隙を狙っており
時々一部が浮上するのに。

4月現在の乙号事務民営化
浦和の本局、越谷、川口、大宮、草加、春日部、上尾、戸田、岩槻

平成22年度までに順次 市場化テスト=民間競争入札 を実施
平成23年度には全国で民営化だそうだ。

何でも民営化すればよくなるという世の中だ!
まあ、慣れていけばと
利用者に思わせる今日この頃の法務局である。

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