全宅連(全国宅地建物取引業協会・弊社も会員)が、住宅金融公庫の新型住宅ローンを専門に扱う住宅ローン会社を設立するそうだ。(住宅新報11/16日号)東京都知事の貸金業登録を受けたノンバンクとして設立。会員企業(弊社も?)に一口10万で出資を募集。
周知のように、新型住宅ローンは、公庫が2006年度末までに独立法人移行するので、すでに前倒しで民間金融機関が貸し出した住宅ローン債権を公庫が買取、それを担保に証券化し、投資家が購入するという仕組みで、スタートしている。
これを、不動産業界団体そのものがノンバンクを設立し、運営するという。
長期にわたった超低金利時代がおわり、これから上昇の気配がみえるとすれば、従来の公庫のような長期固定の直接融資にかわる、業界お薦めのローンとなるのだろう。
ひょっとすると、また民業圧迫なんていわれるかも?は思いすぎか
消費者にとっては、いいことには違いないと思うが。
制度の明確化と安定化を期待したい。