今年もめぐってきた8月6日はいつもと違います。
3月11日から原発関連のニュースの流れない日はありません。
テレビでは、高齢の被爆者が、福島の学校で子供たちを前に
がんばってと講演をしている姿を映していました。
こんな時代がこようとは・・
8時15分 黙祷
平和式典の会場には、多くの子供、若者の姿が目立っていました。
福島から避難している人々も多く参加しているという。
広島市長の平和宣言は、66年前の惨状を語る中で
核兵器の無い、平和な世界を作るという言葉と共に
「今なお続いている放射線の脅威は被災者をはじめ多くの人々を不安に陥れ原子力発電に対する国民の信頼を根底から崩した」と
エネルギー政策の転換を訴えていました。
ヒロシマ、ナガサキ、そしてフクシマへと
原爆から、核の平和利用の名の下に持ち込まれた原発へと
見に見えない放射能の脅威はつながっていました。
それは原発のある場所はすべて。
日本が地震国であることは我々が一番よく知っています。
事故やテロが起きたら・・被害は想像を絶します。
原発被害賠償の対象が決まったそうですが
日本列島の図を見れば範囲の広いことに、改めて驚かされます。
更に、人間へのとりわけ子供達への今後の影響に
胸を痛める、被ばく66周年忌の夏となってしまいました。
菅総理の「原発に依存しない社会」を目指していくという言葉を、
困難性はあっても必ず実践していくはずだと、信じたいと思います。
当たり前ですが、人々がいつも安全安心な生活ができる土地建物を取り扱うのが弊社の仕事ですから。
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