今年になってから、住宅ローンにネット銀行利用のお客様が多くなってきました。
物件探しもネットなら、当然の方向ですね。
ネット銀行は、その名の通り
リアルな支店は、一部を除きほとんどないので
人件費、建物費、設備費が大幅に縮小され
その分、金利を低く抑えることができるようです。
また、フラット３５だけを専門に扱う銀行もあります。
お客様が直接ネットで申込みをして
書類は郵送。必要書類をそろえて提出。
従来のように、銀行の開いている時間に、申込や金消契約などで
仕事の休みをとっていくこともなく、
自由な時間に手続きを済ますことができるようです。
司法書士は多くは決められていて、抵当権設定だけは
他にはさせないとか。
残金決済時は、銀行の店舗に集まる必要はなく
不動産会社内で、書類の確認をしてから
ネット銀行へ融資実行の電話を司法書士がして
即買主様の通帳にローン分が振り込まれます。
それを皆で買主様の銀行まで行き、
普通に窓口で、売主様の口座に振り込をして終了。
すぐに司法書士が登記をしに法務局へ。
これで段取りが良ければ約～1時間～1時間半。
当社は浦和駅のそばなので、
ほとんどの金融機関の支店が10分圏内にあり
皆でぞろぞろと買主さんの支店まで歩いていっています。
直接ネット銀行から売主様口座への振り込みができる場合もあります。
というわけで、私自身が銀行担当者に掛け合ったり
書類の不備でとりにいったりという負担が軽減されるのですが
その分、見えない部分があり不安でもあります。
お客様にとっても、
抵当権設定、金消契約、担保設定、
所有権移転、家屋証明、適合証明等、普段聞きなれない言葉の連続ですが
家を購入するという実感がひしひしと湧いてくるかもしれませんね。
又、契約から決済へと
タイムスケジュールがありますので、十分仲介会社との連絡が必要です。
昨今、ネット銀行を利用した事件もありますが
便利さには替えられないでしょう。
もちろんお近くの銀行の窓口で申込みをされたほうが
有利な場合もありますので念のため。
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