パルコで「地域で暮らそう自立しよう」のテーマで、平成27年度精神家族教室が開催され、友人に誘われ参加してきました。

主催はさいたま市、さいたま市精神障害者家族会連絡会他

講師は 岡山で障がいのある方の住居支援に取り組む「阪井土地開発株式会社」の阪井ひとみ社長。

19年前より精神障害者を中心に身体障害者、刑余者、ホームレス、DV被害者、身寄りのない高齢者など社会的弱者の人達への住居の斡旋と、入居後も地域で安心して暮らしていけるよう、医療や福祉、弁護士、不動産関係者、行政と連携しながらサポートしています。

飾らない元気な「阪井のおばちゃん」の不動産会社や大家さんに見られる偏見や差別の体験から、「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」という憲法25条に照らして不十分な現状であると報告されました。そしてなかったら作ればいいと、社有のアパートで様々な人を受け入れています。もちろん利回りもちゃんと出ています。

地域で生きる、安心して暮らせる住居を斡旋しながら、清掃や行事等の活動を通じて、その人らしく、地域で自立する為の支援をし、ネットワークを作り上げている。地元の不動産会社の役割ってこれができるんですね。

講演には、宅建協会の呼びかけもあって、数人の不動産会社の方が参加していたようですが、家族に精神を病んでいる子を持つ親御さん達や、聴覚、視覚に障害のある方々がほとんどでした。

パルコ9階の15会議室は定員130名、熱気あふれるお母さん達に圧倒され、手話と要約板書の方の奮闘にも感動しました。

地元不動産会社の一員として、まだまだやることがいっぱいあることを痛感した時間となりました。ありがとうございました。

さて、私にできることは

さいたま市の不動産は◆◆(有)住ステーション浦和◆◆