本サイト(有)住ステーション浦和のHPには、どんどん物件内部のパノラマ画像が掲載されている。

BB時代にふさわしく、現地に出向かなくても、かなりの情報をあらかじめ入手でき、
効率よく物件選びができるようにと、社員がEGGカメラを担いで飛び回っている。
もちろん、内部写真OKの物件だが。
では、今後そこに住むことになる人のプライバシーは?

ところで、情報開示と個人情報保護の兼ね合いでは、どうなのだろう。
上場会社は会社の財務内容も公表するし、高額所得者の発表、地価公示の発表は、その家を特定した上で土地の評価を下す。
法務局で 登記簿を取り寄せれば、その不動産のほぼ全ての取引の歴史が誰でもわかる。
手続きさえすれば、パソコンで何処からでもわかる。

さらに、売買価格の情報が近く開示される予定である。
「あの家は~円で売れたそうよ。あの人は~円でかったそうね。」

従来通りの不動産広告、新聞折込チラシはどうであろう。
オープンハウスは毎週開かれ、誰でも自由に入れる。

間取りも、住所も、全て公開されて、やがてそこに住む事になる人の生活は
想像するだけで、丸見えになる。
こそ泥には、間取りも全てわかっている。鍵の仕組みまでもだ。

・・・・時代劇では。大店に奉公して、間取りを盗み 盗賊を手引きしたが・・・・

今は、ご近所のことを知らないと犯罪に巻き込まれる恐れもある時勢だ。

どうやら、個人の生活のかなりの部分は、本人が知らない間に、
開示されざるを得ないのかもしれない。

物件の情報を知らなくては、購入も賃貸もありえず、しかも徹底的に知らしめなくては
重要事項説明不足と判断される。
一方、個人の情報は徹底的に守らなくてはならない。

そう、物件は明確に。個人情報は不明確に。本人の了解の下、ローン等必要なときは的確に。
これが、これからの不動産会社のスタンス

パノラマ画像は情報のごく一部。そこからどれだけ実際に現地に来てくれるか、
現地に来なくては最終判断は出来ないのが不動産。なんせ自らは動けないのだから

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