さいたま市内の民間学童保育室として貸している部屋が、解約された。
部屋が狭く、一人当たりの面積の基準を満たさなくなったから、引越しとのこと。

確かに、訪ねるたびに、ワーワーと子ども達が騒ぎ、指導員との話が大声になってしまうほど、ぎゅうずめ状態であった。
小学校の隣なので、貸した頃より、どんどん子供が増えてしまった。

さいたま市では今年4月以降、12の学童保育が誕生している。
公立72、民間59。合計131ヶ所あり、市内の小学校は100校だから、どの小学校も網羅していることになる。

今回、民間への大幅な家賃保証(18,000円→150,000円その他礼金・敷金など)が実現したが、一人当たりの面積に基準を設けたので、大所帯の学童が分割や、広い場所に引越しをすることになったとのこと。

民間だと、一部屋、最低でも10~20万で、これにおやつ代などいれたら、親の負担は大きく、資金集めに苦労しながら、大規模化でかろうじて補っていたのが現実だった。

少子化を防ごうとするなら、夫婦が働きながら安心して子育てができる地域が必要だ。
指導員が、一人一人に目を配ることができる適度な人数と、のびのび過ごせる空間が必要なのはいうまでもない。

今回の大幅な改善にいたるまでに、きっと大きな保護者達の運動があったのだろう。

昔、学童保育設立のために奔走していた頃を思い出したが、少子化の時代の今でも、行政の対応もかなり変化したとはいえ、親が子供のために動く気持ちは変わらないだろう。

さいたま市は、もっとも子育てに充実した都市です。ぜひ住んでくださいね。

といいつつ、さて、空室の部屋を早くうめなくてはいけない。
約14坪、小学校の隣、誰か借りてくれないかな~。条件相談しますよ~。

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