新着の建売現場を下見していると、めずらしく子ども達のはしゃぐ声。
一輪車に交代に乗って路上で遊んでいる。
そういえば、休みの日でも、最近は外で子どもの遊ぶ姿を見かけなくなった。
うっかり声をかけてもいけないようだ。
おばさんなら大丈夫のはずだが、こちらも緊張。
数年前から、自宅の町内会の回覧板に、
地区の学校ニュースがはさまれてくるようになった。
子ども達が通学した小学校、中学校 そしてPTAだよりと
校長のあいさつ文や行事、スポーツや文化での子ども達の活躍ぶりなどを
たくさん掲載している。
実に楽しそうでもあり、先生方の今の不安も垣間見ることも出来る。
子育て期間を過ぎたり、これから入学させようとしている
新米父母にとっては大きな情報源になることは間違いない。
子育ては、当の親や、行政だけでなく、地域全体で支えていく。
その姿勢が防犯意識も育てるだろうし、
子育て支援の大きな要素のひとつになるだろう。
仲介業者としては、お客様の引っ越した先の地域が、
そんな暖かい地域であることを切に願う。
地域自治会等の組織の中身までは、把握することは困難だから。
自分の子育て中は、学校ニュースなどの回覧板はなかったが、
放課後のあちこちの路上には子どもの声が聞こえていた。
閑静な住宅街も、一時は子ども達の歓声に包まれていた。
今のように、下校時も保護者の付き添いで
足早に帰宅する姿などはなかった。
と、回顧しても始まらないが。
回覧板に、地域の学校ニュースを流すことは、様々な要素を含んでいて、
とてもよいことだと思う。
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