残金決済が済み所有権を取得したお客様から電話。

古家を解体したら井戸が出てきた!
浄化槽の下に汲み取りだった頃の便所の入れ物が出てきた!
他の現場では
柱状改良のコンクリートが20本埋められたままで
取り出す必要があるのかないのかわからない!
その前の家の基礎がそっくり埋められていた!

などが相次ぐ。

古家付の土地の場合、
または、中古物件でそのまま使うか壊すか迷う場合
多くの図面に「瑕疵担保責任免責」との文字が入っている。

その時は、建物は古いので責任は問わないが
土地の瑕疵担保責任はありますよと契約時に確認しておく必要がある。

売主業者は2年間以上は負う義務があり
住宅瑕疵担保責任の新しい制度も始まるが
個人売主にも2~3ヶ月はの瑕疵担保責任期間が通常あるので
売ってほっとしても、しばらくは気をつけたい。

およそまったくの畑や野原でもない限り
過去に住宅があれば何らかの歴史があるのだから
その痕跡はあると思わなければいけない。
処理の仕方も、その当時のやり方なのだ。

親の親からと代々続く家などは、なおさらである。

井戸→水中ポンプ→上水道
ぼっとん便所→浄化槽→下水道
長年人が住み続けられる良い場所だったのである。
過去の遺跡はうまく利用しながら使えるのもある。

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