NHKスペシャルで「メガクエイク」が放映された。

25年前のメキシコ地震の研究から
地盤のもろい上に都市を築いてきた人間の歴史や
長期地震動がビルにどのような被害をもたらすか等
実験を通じて解明。

都心のビル群はどうなってしまうのか、
あの区の住民はなど想像してしまう。

では、さいたま市はどうか。
水害ハザードマップ

市内の不動産の物件を日々紹介しているので、
土地のアップダウンはよくわかる。
今は改修工事で何でもないが、昔はよく水があふれていたとか、
たぶん水が出るだろうなとか・・

特に旧浦和市周辺はよほどの高台出ない限り
軟弱地盤の場所が多い。坂も結構ある。

とはいえ、実際そこにはたくさんの家が立ち並び
長年皆生活している。住みやすいのだ。

それを避けていたら住む場所は限られてしまう。
県内1地価の高い場所でもあり、環境の良さ
都心への交通の便の良さは、何よりも代えがたい。

だからこそ、これから住むのであれば、
極端に低い場所は避けながらも
地盤調査の状況を確かめ、それに見合った建物購入や
建築をするのが望ましい。被害を最小限にとどめるためにも。

見栄えや設備、備品も大事だけれど
地形や周辺環境、周りの古い家など観察することも大事。

今のような様々な検査や技術水準が低かった建物には
土地の状況がよく見えるかもしれない。(あまりじろじろ見ないこと)

専門家ではないけれど、ささやかな経験などを踏まえて
いたずらに不安感を煽ることなく
可能な限りの情報を伝えていくことも
私の不動産仲介業者としての役目とも思う。

■(有)住ステーション浦和
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