東京家族を観ました。
小津安二郎の「東京物語」を「現代版」にした
山田洋次監督50周年記念のこの作品に、ずっと興味を持っていました。


「東京物語」の私のかすかな記憶の中に
笠智衆、東山千栄子の海を見つめるシーンがあり、
橋爪功、吉行和子と重なります。

妻夫木聡 蒼井優 他
音楽 久石譲 美術 出川三男

アパートの内部や、建売住宅と思える住宅や内部の生活感
美容室内部、街並み、そして瀬戸内海の実家の佇まい

何気ない普通の生活状態、服装、家族の言葉が一つ一つ腑に落ちました。

今の社会、どの家族も抱えていそうな出来事の中に、明日に向かって生きる福島のボランティアで出会った若い二人を、丁寧に、爽やかに描いていました。

「東京物語」が時代を経て山田監督の「東京家族」に発展的に受け継がれた貴重な作品なんだなと深く感じます。
じっくりと見て欲しい映画です。

東京物語」は1953年作品ですが、
2012年英国映画協会で監督が選ぶ世界で最も優れた映画1位に選ばれたそうです。
2位は「市民ケーン」や「2001年宇宙の旅」
時代を超えた普遍的な映画だったのですね。
今度DVDをみようと思います。

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