2006年、日本アカデミー賞では、独立系の「フラガール」が栄冠を得、
巨匠や、大手ではない作品が数多く評価されたという。

渡辺謙さんの受賞の言葉や、「武士の一分」の笹野高史さん、脇役としての
最優秀助演男優賞に拍手だ。

日本映画が、興行収入で洋画を上回り、活性化している。
ついでに、司会の吉永小百合さんの美しいこと!!61歳?

斜陽産業といわれたのは何年前だろう。
昔ながらの映画館は、シネコンなどに取って代わり
行き易くなってはいるが、なかなか見る時間がないのが情けない。

そんな中
中小企業家同友会主催で「こんばんは」の映画を、川口のSKIPシティで見てきた。

夜間中学のドキュメンタリー映画である。
山田洋次監督の「学校」をかつて見たことがあるが、
今度は俳優でなく、本物の人々だ。

倍賞千恵子さんのナレーションと、小六禮次郎さんの音楽の中、
16歳から91歳まで、日本人はもちろん、中国や韓国、アフガニスタン、
ブラジルなど各国の人々が、学ぶ喜びを全身に表しながら、
変わっていく姿を丁寧に追っていく。
彼等を支える先生方。

文部科学省選定・東京都知事推奨
キネマ旬報ベストテン文化映画1位
その他、多数受賞

映画の後、東大名誉教授の大田尭先生が、「人はみな変われる」と題し、
はらぺこ青虫」の絵本を掲げながら
学習する権利について力強く講演した。なんと88歳。

この絵本は、昔何度も読んだ。最後はきれいな蝶に変身。

独立系だから、めったに見れないよと、社員に押され、
土曜の合間をぬって駆けつけた価値は大きかった。
ありがとう。
枯渇した感性より、潤いのある方がいい。


本サイト:(有)住ステーション浦和

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