映画「ラストゲーム 最後の早慶戦」を
パルコのユナイテッドシネマ浦和で観た。
1943年10月16日早大・戸塚球場で最後の早慶戦が行われた。
その5日後10月21日は、神宮球場で学徒出陣式となる。
『ひとたび戦地に赴けば、生きて故郷の、
そして学舎の土を踏むことは叶わないかもしれない、
せめて最後に試合を、出来るならば早稲田と試合をしたい……』
『出陣する学徒たちに何か餞を、それには早慶戦がふさわしい……』
試合が終了した応援席から期せずして
早稲田からは「若き血」慶應から「都の西北」が・・・
事実に基づき淡々と描かれたこの映画は
両大学を母校とするしないにかかわらず
老若男女、各人の思い入れに応じて
見る者の心に何かが残るだろう。
いい映画を観たので、帰り道には思わず「都の西北」や
「若き血」を口ずさんでいた。
神山征二郎監督
古田求脚本
柄本明 藤田まこと 石坂浩二 山本圭 富司純子等のベテランと
渡辺大(渡辺謙の息子)や柄本祐(柄本明の息子)などの若者多数。
パルコ ユナイテッドシネマ浦和は19日まで