税理士事務所の新年会の記念講演で
「米国発金融危機と日本の中小企業～今、経営者は何をなすべきか～」
を聞いた。

講師は　山口義行氏　立教大学経済学部教授
ＮＨＫのクローズアップ現代で話をしたり、
あちこちで講演をしており、
著書多数

今の経済危機の本当の元凶は何かを
わかりやすく説明。

１００年に一度といわれる危機が
なぜ起きたのかがわからないと、
サブプライム問題も、原油の動きも、株の動きも
理解不能となる。
エクイティーホームローンなど難しい言葉もあったが
なぜ米国トヨタの販売不振が起きたのかも説明。

どんなにテレビで有名な人がしゃべっていても
証券会社のエコノミストなどは疑った方がいい。

米国不動産から日本の不動産下落、ＲＥＩＴの破たんなど
事例をあげながらの説明に、その場ではよく理解できた。
（すぐ忘れてしまうが）

こうした中で、中小企業は何をすべきか。
①守る
②いどむ
③つなぐ・連携
④問う

連携のひとつとして
三河国のサムライブランドを紹介。
また、先生が立ち上げた
㈱中小企業サポートネットワーク「スモールサン」
も紹介された。

大学での先生の講義は、６００人の大教室でも
私語もなく集中して立ち見も出ているそうだ。
（信じられない）
一度は盗聴してみたい。

不動産不況がますます深刻化する中
大きな勇気がもらえた記念講演でした。
サイン入り著書も買いました。
「聞かせる技術」河出書房

スタッフの皆様、近年になくすばらしい企画でした。
ありがとうございます。

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