12月5日宅建さいたま浦和支部女性部会主催「あなたの住まいは大丈夫?」のセミナーはパルコ10階で成功裏に終了しました。
取材には週刊住宅と東京新聞も。

第一部では
埼玉県の出前講座にお願いをいたしました。
ここでは、埼玉県都市整備部都市計画課の職員による福島へ調査に出かけた画像を取り込みながら、地震のメカニズムを分かりやすく説明。

今回の東日本大震災と津波、阪神淡路大震災の都市部の問題点、
比較的安全な県といわれる埼玉県の活断層や今後の地震による影響、地理的な危険性などを指摘し、県の災害への取り組み、震災予防のまちづくりについて講義がされました。
更に海はないけれど荒川などの氾濫、低地の浸水(内水)に関する説明なども。

参加者からは、震災時の埼玉県の受け入れ態勢は、水などの備蓄は?など具体的問題が質問されました。
県からは昨日改めてHPの紹介がありました。

埼玉県地域防災計画
http://www.pref.saitama.lg.jp/page/903-20091202-29.html
埼玉県地域防災計画 震災対策編 第1章総則 第4節地震被害想定
http://www.pref.saitama.lg.jp/uploaded/attachment/366.pdf
 ※上記ファイルの14ページに想定地震別被害想定結果集計表がございます。

第2部は
地元の一級建築士事務所ケイツーワークスの古賀氏による
「耐震診断と補強、診断の実際」を現地の画像をもとにかなり専門的に紹介。

参加者の多くが宅建業者でもあり、より具体的な事例やかかる費用、公的な制度の利用などの説明に、お客様への対応の仕方がより一層深まったようです。

私も先生に昨年2度、お客様の家の耐震診断と補強工事を依頼しており,丁寧な仕事ぶりを感じて、今回の講師をお願いしました。

質問には、液状化の危険性がある土地での対応策は?
数年前の耐震偽造問題のマンションはどうだったのか?など多数ありました。

もし、マンションが改修されず、あのまま耐震偽造マンションが発覚しなかったら今回の揺れで、大被害が出たのではと、ぞっとします。

1部2部とも具体的で、専門性の高い講義でしたが、参加者のアンケートからは
「時宜にかなった有意義なセミナーでした」との記載が多く見受けられ、女性部会一同安堵することができました。

参加者、講師の皆さま、大変ありがとうございました。これからの生活や仕事の一助になれば幸いです。



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