感動いっぱいのソチオリンピックが終わり、
夏の東京オリンピックへと舵が切られた感のある話題が盛んですが、
74年前の東京オリンピックが中止になる前、
和洋折衷様式の「文化住宅」に住む東京近郊の「新中間層」で起きた小さな秘密。
山田洋次監督が描いた時代は昭和初期。
老年のタキが「あの頃は良かった」というと
「そんなことはない、満州事変からずっと戦争が続いた大変な時代だった」と
歴史を政治や社会から見る若者の視点の差。
あの時代を丁寧に丁寧に描いて、そして数年後に根こそぎ失っていく怖さ。
「長生きなんてするもんじゃなかった」というタキの言葉の重み。
平成の若者が過去をたどる形式は似ていますが
「永遠のゼロ」とは違う、時代の描き方。
建築様式、家、家族、姦通罪が存在した時代の恋愛事件、庶民の暮らし、戦争を色々感じられる映画でした。
ベルリン国際映画祭で主演女優賞は女中タキに。
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パンフレットを何度も読み返したい映画でした。
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