本郷尚先生(税理士法人タクトコンサルティング){「継ぐ」より「分ける」相続}の特別講座を受講した。1月のタクトセミナーに続き、今年2回目。主催はNPO法人相続アドバイザー協議会
①相続問題を、立場を変えて考えること。
つまり親側からではなく、受ける子から考えると、もめないための財産分け、
遺言書の書き方などが見えてくる。
ケンカしてしまえば、家族の崩壊。親はそれを望んでいるのだろうか。
②相続の現場では、相続対策でなく、相続税対策として 現金→土地→有効活用(賃貸住宅・借金)→非上場の会社所有→持株会社と 節税が優先されている。
一体誰が、継ぐの?どうやって分けるの?
相続対策の本質は、「財産分け」手取りいくらなのに尽きる
つまり、分けやすいのは 現金→土地→有効活用(賃貸住宅・借金)→非上場の会社所有→持株会社であり、もめにくいように、財産はシンプルにする事。
そして、団塊の世代である先生は、親と子の大きな価値観の違いを、身を以ってかたる。
親世代…財産を残したい、守りたい
子世代…財産をシンプルに相続し、自分のために使いたい
親70~90…アリ 子…45~65…アリギリス 孫…キリギリス?
さらに、法律上も、兄弟平等、均分相続・…分ける相続になっている。
大きな家屋敷があれば、どんどん細分化されていくのが、住宅街を見渡せば、よくわかる。
☆遺言書のない相続対策はありえないこと☆介護から始まる相続問題☆もめないための心構え☆共有は問題の先送り☆相続後の生活設計の大事さ
を笑いを誘いながら、淡々と語ってくれた。
詳細は 先生の著書「継ぐより、分ける相続」にて
話を聞きつつ、身近に、弁護士を入れて、裁判で争っていたあの人達の顔や、分捕り結果後、親の墓参りはぶつからないようにしていた、彼のお客様の顔が浮かぶ。
せめて、今お付き合いしているお客様には、少しでもいい方向にアドバイスをしたいと思う。
そのためにはまず、これらの話題が出来るほど、お客様の信頼を得なければならないし、信頼されるには、今の仕事をきちんと誠実にこなすこと…・と心得えながら帰った。いつもそうだが・・・
会場がせまく、前の席では、先生と目が合ってしまい、思わず下を向く。 本郷先生の講義は、もう少し大きい会場にお願いしたいものだ。
■本サイト:(有)住ステーション浦和
◆新着!新築!一戸建て
■不動産情報館・新築分室
◎ギタの楽書き帖
◎すきです!!さいたま
コメント