平成19年新潟県中越沖地震・さいたま市でも震度３

16日10時過ぎ、車内のラジオで地震発生を聞き、
停車すると、電線が大きく揺れ、地面が揺れているのがわかった。

ちょうど住宅街の中で、特別に人や車の動きは見られなかったが
またしても新潟方面。被害状況が刻々と報道された。

今年3月の「能登半島地震」、3年前の「新潟県中越地震」と
日本海側に目が注がれているが、太平洋側がその分力をためているのだろうか。

倒壊した家屋をテレビで、かいま見れば、
瓦屋根の古い家が押しつぶされている。

恐らく昭和56年以前の建物ばかりだろうが、
もし、あの耐震構造偽造の建物が摘発されずにいたら
どうなっていただろうか。

考えただけでもぞっとする。

また、あれほど完璧を期さなければならない「原発」も
耐震設計を大幅に超える揺れで、停止だけででなく
放射能漏れ、火災も起きているという。

台風・地震と日本列島は大揺れ。
政治も課題山積で、揺れに揺れている。

風雨をついて語る参議院議員候補者の内容に耳を傾け、

過去と未来をつなぐよりより中身は何か、

組織や周りの人々の意見に流されたり、精神の動員をされずに
きちんと情報を整理し、自分の頭と心で選んでいきたいと思う。

災害対策は、もっとも大きな政治のひとつ。

改めて、被災地の皆様へお見舞い申し上げます。