年末の挨拶に同業者、建築関係を回った。
「あそこは大分困っているようだ」
「廃業届を出したそうだ」
「設計も設備も大変だよ」との声が聞かれる。
コツコツと長年建売を手掛けてきた知合いの会社も、
社長の年齢より早めの廃業を決めてしまった。
27日の国土交通省の発表によれば
11月も対前年同月比27%減
これで5か月連続大幅な減である。
確かに10月より減少率は減少した、
これからは回復との内容も同時に発表しているが
着工が減少していることには違いない。
ということは、
建築確認が下りてきても、着工・完成・販売まで
多くの関連企業が存在する業界。
仲介会社も無縁ではない。
無事に持ちこたえられないで倒産、廃業の話を
そこここに聞くのはつらい。
耐震強度偽装問題から
検査を厳格化したとはいえ、
現場の声をしらない役人がシナリオを書く。
意図的なのか、単純なのか、
法律を実行してから、後であわてて修正をする。
あとから修正しても、もうすでに被害が現実化している。
そういえば、ここ数年、いえもっと前からも
そんな法律、指導が結構あるではないか。
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