ないと思っていた隣地との境界杭が出てきた。
1mも下に、コンクリートのしっかりとした杭である。
やや低い土地に向かっているが、あたりは平坦な地形。
ということは、盛土を徐々にしながら
道路も敷地も全体上がっているということになる。
旧中山道 浦和宿に近く、
戦前、関東大震災、明治、江戸と家が立ち並んでいるはずだから
きっと何度も同じ敷地に家が建て替えられたはず。
この杭はいつ埋められたのだろう、
そして気にされることもなく、
いつの間にか1mも埋められてしまった。
どんな人々の生活があったのだろう。
そして今度は未来に向けてどんな家が建つのだろうか?
想像するだけでも楽しいではないか。
どんな土地にも歴史がある。それを引き継いで今がある。
たとえ過去の基礎が埋まっていたとしてもだ・・・
浦和は日本橋からほんの30KM、
いつかゆっくり歩いてみたいものである。
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