再生砕石にアスベスト

アスベスト(石綿)が大きく問題化したのは5年前。
今回その処理後の「再生砕石」の中に多数含まれている実態を
浦和青年の家跡地利用を考える会」が調査。
それを報道が取り上げた。

そこは会社からも近い岸町、調神社の東側
解体作業時からも周辺住民の運動が盛んだった。

今後は日赤の施設ができるというのだが
周りはかなり厳重な囲いでおおわれている。
すぐ近くで、いつも車で通り過ぎているのに
こんな事態になっていたとは・・・・

問題化した以降各種法律もできたし、
不動産売買の宅建業法の重要事項説明にも
石綿使用の記録があるか否かの項目が必須として入り、
売主や施工会社に確認し、記載し、
含まれていても
破砕しない限り飛散しませんと説明している。

まずはやることはやっているだろうとの感はあった。

解体工事には、必ず市に書類を提出し分別処理をしているはず。

3年前解体した自分の家も、
アスベストを含むスレート屋根があったりで

見積もりが高くなった記憶がある。

いつもお願いしている解体業者は、
きちんと届け出や処理をしているので大丈夫だと思うが
これら法律ができる前の仕事では
影響を受けているのではとも思う。

解体現場での不十分な分別や、作業中の破砕などで
100%の分別は困難。
作業に時間がかかれば費用は大変だ。
これは全国どこでも同じ問題。

それでアスベスト被害となれば、
数十年後に大きなつけが回ってくるのは必定。
それを負担するのは国民の税金。

今回のように「再生砕石」を
一個づつ調べてまわるわけにはいかないのだから

解体時の分別や飛散防止の徹底を望みたい。
当然動いていると思うが・・

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