恒例のタクトコンサルティング
新春タクトセミナーに参加してきました。

「じっとしていたら大増税!」
税制改正に対応する資産活用の活性化


今回の改正が
①格差拡大とその固定化の是正
②デフレ脱却と雇用のための経済活性化
であり
個人(高額所得者・富裕層)は増税、法人は減税

相続税や贈与税、昨年の小規模宅地の評価減の改正を通じて
将来の消費税アップの序章となっていると指摘

続く本郷尚氏 関根稔氏 福田郁雄 大田三津子氏
のパネルディスカッションでは

例えば、基礎控除の引き下げにより 相続人3人なら
(旧)5000万+1000万×3人分=8000万
(新)3000万+600万×3人分=4800万
と4割も下がるので
相続税を払う人の増大で、まさに大衆課税の到来
子供だけの二次相続は更に大変になるであろうこと。

贈与によって子や孫への資産移転や自宅の活用など
様々な角度からの対策が急がれると議論。

23年度の税制改正が大きく変わったことをうけて
例年以上の参加者と熱気に包まれていました。

長年相続税増税が予想されていたけれど
いよいよ現実になった改正です。

もっとも
昭和62年以前の相続税の基礎控除額は
2000万円+400万円×法定相続人の数 最高税率5億越え75%
昭和63年1月1日~
4000万+800万×法定相続人の数 最高税率5億超え70%
平成4~5年で
4800万円+950万円×法定相続人の数 最高税率10億越え70%
平成6年から
現行の5000万+1000万×法定相続人 最高税率20億越え70%
平成15年1月改正で 最高税率3億超え50%

になっていること 他にも様々な要件がある。

その間にバブルがあり崩壊があり
リーマンショックがあり・・・

ということも思い起こす必要がありそうだ

ちなみに昨年のタクトセミナーの内容はこんな具合でした。

■(有)住ステーション浦和
あっちゃんの不動産情報室
ギタの楽書き帖
のりひよのタイピング日記
みきこ手帖 
とよにっき
Maruri’s Cafe
クローバーのひとり事