個人取引をモットーにしている年配のお客様から相談を受けました。「買主側の司法書士から、今度行う所有権移転の必要書類「登記原因証明情報」や委任状、印鑑証明書、登記識別情報はコピーして封をしたもの等、買主側に手渡すよう書面が来ている、書類には実印を押すことになっている、休日なので先生は来ないし、一度もあったことはないが、大丈夫だろうか?パソコンで申請するから田舎からでもできるといわれたが・・・」と。

「え~あり得ない!私だってわざわざ休日に決済するなんて今までの経験でも1件位、必ず平日銀行や安全な場所で、司法書士立会ですよ、今は本人確認が厳しく、事前に売主確認で訪問もしますよ。その取引おかしいですよ、先生に来てもらってやるべきですね。」等と、一方的なお客様の言い分にもとづいて、お答えしました。私は騙されないと信じているお客様です。

そういえば、あり得ないことが起こっていました!「地面師」の存在です。非難は当然ですが、騙された「大手さん」、司法書士、売主買主の立場、会社の大小こそ違え、どうしたんでしょうね?