さいたま市内の徒歩圏内でも、ぽつんと時代に取り残されたような昭和の古い建物や、草や低木が伸び放題の雑木林と化した土地を見かけます。「きっと相続がうまくいっていないのね、火事になったら大変、地価は◯◯◯◯万円するのにもったいない!!」と勝手に妄想してしまいます。

いよいよこの所有者不明土地問題が、相続登記を義務化することによって少し前進するようです。東日本大震災の影響だけでなく、全国で約410万ヘクタール!2040年には北海道本島約720万ヘクタールにもなるとのこと。固定資産税が取れなかったり、売買取引や公的利用など、有効活用ができずにいるのは確かに損失です。経済損失累計約6兆円だとか。

私がいつも野菜を買う近くの農家のご主人、先日、明治時代から相続登記をしていなかった土地があることが、おしゃべりの中で判明しました。残される奥さんの為にもと相続登記を勧めました。相続人18人だそうです。少なくてよかったけれど。以前司法書士から相談された地方の土地の相続人は100人近く。取引から手を引きました。

その他、放棄することも可能になることや、遺産分割に期限が設けられたり、土地ごとに相続財産の管理人を選任可能とするなど検討がすすんでいるとのこと。2020年の国会で民法と不動産登記法を改正する方向。相続と不動産の仕事は繋がっています。注視が必要です。今一度相続した又は相続予定の不動産見直してみませんか?参照:法務省日本経済新聞・他

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