定期借地借家権プランナー資格認定講座を受講しました。4人の講師の下、有意義な内容でした。

借地・借家をめぐる法がどの様に変遷して現在に至ったかを、明治・大正・昭和・平成と、歴史上の出来事を戦争時も含めて説明。更新することや正当事由の内容、平成4年から施行された期間満了で更新しない定期借地権と平成11年の定期借家権の創設、高齢社会における平成12年の終身借家権まで解説。

又、現在、ロードサイドや自治体庁舎、オフィスビル、病院、公共施設、定借マンション、定借戸建ての街づくりなどが次々と進められている事例が紹介されました。今は大企業、自治体だからできる部分が大きい。

その上で「貸したら還ってこない」との意識を強く持つ個人の地主さんには、地元のプランナーがその役目を担う必要があり、まだまだそうした方々への普及がされていないのが現状だとも。私も、売買や賃貸取引において、件数の少なさや面倒くささで避けていました。

いよいよ平成から次の時代に移る時期です。「所有から利用へ」の時代の到来です。不動産の活用法のひとつとして視野に入れながら、お客様に提案をしていきたいと思います。

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