もうすぐ東日本大震災10年がやってきます。

あの時、障害者の死亡率は全住民の2倍となり、陸前高田市や南相馬市等の被災地、原発事故の中で何が起こっていたのか。消えた障害者の状況と支援者の活動の映画「星に語りて~Starry Sky~」を埼玉会館で観ました。

製作は「きょうされん」。ダウン症、自閉症等で施設や作業所にいる障害者の方々も出演しています。

松本動監督自ら上映前に壇上で語った「一人でも多くの人に見てもらいたい挨拶を、一人でも多くの人が見るべき映画としたい」の言葉が、何も知らなかった私に響きます。

避難所での対応や立ちふさがる個人情報保護法の中から、人権保護とは何かを支援者と共に障害者も高齢者も役所の職員も模索していく姿に、当時の人々の実情を垣間見た思いがしました。

この映画には、当時の津波に飲み込まれる家や車の映像、がれきの山や捜索の様子などが長時間含まれています。テレビで連日見続けた画像です。

今月2月13日夜の地震は、風化しつつあるといわれる東日本大震災を私達に思い起こさせました。「災害は忘れたくてもやってくる」その時、弱者は、避難所はどうなっているのか・・・・

星に語りて

埼玉会館の上映は終了し、戸田で3月14、17、20日上映されます。

全国では 日程


映画好きの社長がいるさいたま市の不動産会社は有限会社住ステーション浦和

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