最近、自宅の近所で木造戸建てが全焼する火事がありました。けたたましいサイレンが響き渡り近所の多くの人々と現場近くで見守りました。

住んでいた方は無事とのこと。年末の寒空に赤々と燃え上がる建物と水浸しの隣家を見ながら、改めて他人ごとではない火事の怖さを感じました。

同時に火災保険はどのくらいかけていたのだろうか、隣家への類焼は見えなかったけれど放水で水浸しの隣家はどうなるだろうかと心配になりました。

家に戻り、改めて我が家の火災保険はどうなっていたかしらと、いつもは無造作に投げ込んでいた引き出しから書類を引っ張り出し確認しました。

【購入時に35年間の一括で保険料支払い済み、まだ当分期間中なので大丈夫、建物はB構造で、再調達価格の一番安いプランで〇〇〇〇万円 地震保険無  家財保険は無】

この金額で万一全焼した時保険で再建築できるのかどうか?一応良い地盤だと信じて購入したが地震で火事になった場合はどうなるか、家財と言えるものは無いけれどないと困るものはある・・・・・

◆火災保険期間35年は、2015年10月から最長10年に代わっており、更に今年2022年10月以降5年間となっている。理由は大規模自然災害が多く長期の予想が不可能であることや、保険会社の収支が悪化しているからといわれています。すでに長期一括契約していると保険はそのまま続行できる。

◆地震保険は、火災保険に付帯する形で契約することが決められおり、地震による津波を原因とする火災、損壊等による被害を補償するための保険ですが、保険金額は火災保険の50%位。

◆一方で地震保険に加入していないと、地震による火災だけでなく、地震等を原因とする損害は補償されないので、地震大国日本では地震保険が欠かせない。11年前の東日本大震災後改めて強調されている。

◆火災保険に入っていても保険金が必ずしも全額支払われるとは限らない。重大な過失の場合は保険金は支払われない。    寝たばこ、天ぷら油を入れた鍋を火にかけて、その場を長時間離れるなど。うっかりがいつ起こるかわからない。

◆「失火責任法」では、火元が自分の家でも、隣家へ損害賠償はしなくて良いとなっている。法律でなっているからといって「すみませんでした」の言葉だけではすむわけはないので、失火見舞い金が保険ででるが、一般に極めて少額。被害を受けた方は自身の火災保険で修理するしかない。失火責任法(藤島建設ブログ)より

火災保険は火災だけでなく、落雷、破裂・爆発、風災・雹(ひょう)災・雪災、水災、外部からの飛来物、水漏れ、盗難などにも通常適用されますが、更に特約で日常生活の事故等色々なリスクにも備えることができます。もちろん保険内容が多ければ保険料金は上がりますが。

保険会社によって様々プランが用意されていますので、比較検討しながらリスクに備えることが肝要です。そして何かあったらすぐ連絡できる保険会社・代理店先をスマホに登録しておくことです。

何より、火事を起こさないよう「日々火の用心」

ご自宅の加入している火災保険を今一度確かめてみてはいかがでしょうか

賃貸住宅の方は、入居する際は賃貸借契約を締結すると同時に、必ず火災保険(借家人賠償保険付き)についてよく説明を受けることが重要です。弊社では宅建ファミリー共済他を扱っています。ご自身も大家さんもご近所さんも守り良好な関係を保ちます。


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