お客様と公庫「新型住宅ローン」でやりとりしている。
この10月1日よりスタートしたのだが、民間金融機関で借りた住宅ローン債権を公庫が金融機関から買い取り、証券化し、投資家からの資金で住宅ローンを長期固定金利住宅ローンにしたもの。
詳しくは公庫新型住宅ローン

いい事尽くめだけれど、なんだかややこしい。

従来の公庫は、平成19年3月末で 独立法人になる。今後は
■買取型の証券化支援業務
公庫が民間金融機関の住宅ローン債権を譲り受け、信託した上で、それを担保として公庫が債券 を発行します。
■保証型の証券化支援業務
公庫の住宅融資保険が付けられた民間金融機関の住宅ローン債権やその信託受益権を担保とす  る債券等について、公庫が期日どおりの元利払いを保証します。

となるようだ。民業を圧迫していると批判が強かった公庫が、今度は、黒子(生き残りの隠れ蓑?)に徹しているようにも見えるが、消費者にとって従来の基準が緩和され、借りやすくなる事はいい。ただもう少し分かりやすく説明が欲しいところ。銀行の様々な商品を覚えきるのは無理に近い時世。うっかりしたことはいえないのだ。

かつて、公庫と銀行の大まかな違いが誰にでも良くわかり 住宅情報の金利表に基づき電卓で計算し、えんぴつで記入した紙をお客様にみせながらで、クロージングできていた日々が とても遠い出来事として思い出される。
近々、ローンコンサルタントという資格ができるそうだ。