12月になって、住宅金融公庫の新型住宅ローン金利が、下がっている。直接融資だった頃(最低2.8%)よりもさがっており、ノンバンク・地方銀行ではさらに下がっているそうだ。仕組みはこうである。

投資家へ←公庫→民間金融機関への提示金利下げ(投資家への利息+公庫の運営費)
→(公庫の金利+民間金融機関のサービス料) → 一般へ

◎公庫は2006年度中に 独立行政法人に移行することが決まっている。移行後の役割は民間金融機関による長期固定金利の住宅ローンが安定的に供給できるよう支援し、その柱に証券化事業が位置しており、昨年来で5000件にのぼったという。

住宅金融公庫の運営費圧縮と、ノンバンク・民間金融機関のサービス料圧縮努力により一般貸し出し金利が決定され、顧客の獲得が図られていくようだ。企業努力だ。

ちなみにグッドローン2.23%
八千代銀行2.4%・・・・
みずほ銀行2.69%
りそな銀行2.75% などなど 95機関も!!

これからの住宅ローン選定には、「公庫の新型住宅ローン」について、どうなっていますかと金融機関に確認する事が必定だ。

●過日にもとりあげたが、公庫も独立行政法人に移行するのに先立って、必死に準備している「新型住宅ローン(公庫買取型)ともいう」。ここにきて、確実に実績を上げているようである。
他にも、災害時の資金供給など、民間ではできないことに重点を置くそうだ。

★いまやお客様のほうが詳しい場合も多々。
参照 12月14、21日付住宅新報