この頃、さいたま市中心部や、県南の建て売り価格や、土地の価格がじわりじわりとアップしている。
対して、県北や都心部から離れた地域は、販売価格の低迷がみられる。

大手建売会社の営業部長いわく
「つい最近までは、大幅な値引きでも土地の仕入れができたのに、今は、浦和中心の駅徒歩圏内は、満額でも買えない。一般ユーザー価格に近いのを仕入れなくてはならない。これでは、23区内の一部と同じだ。」

「うちは、若い購入層がメインになるので、どうしても価格を抑えるには郊外に行かざるを得ないが、今度は土地の仕入れが安くても、販売が低迷しているので、値引きして売ってしまう。結局、利益が上がらない。」

通勤といえば　都内に如何に出やすいかで、目は常に東京方面、新宿方面に向いている。
あたり前といえばそれまでだが、それにしても　地主・建売会社・購入者の利害が反する中で
景気の上向きと、秋以降の価格が心配になるのは、私だけではないようだ

都心部の不動産価格、投資需要の値上がりの影響で、ここ埼玉でも、利便性・収益性の高い場所と、都心から離れた利便性に劣る地域との格差、二極化がますます進みそうだ。
北浦和　建売住宅
高崎線　桶川駅の建売住宅

今建築中の物件、完成在庫、土地物件は、価格において微妙な時期に来ているのでは?

以上、現場からでした。
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