建売住宅の引渡し前内覧日は、残金決済になる前に、最後の建物チェックをする日である。この日に発見された不具合は、お引渡し前までに補修。
全員緊張の日でもある。

最近この日に「不動産調査マン」をつれてこられるお客様が増えている。
今回はより細かく、時間も4時間。費用は?

建物の水平、垂直から始まり、ホルムアルデヒドの量、水道水の塩素の量、建具の不具合と、器具を使い、あらゆるところに注意を注ぎ、データを揃えて説明。

お客様も、現場監督も納得しながら、すぐ補修に係る。
この前の調査マンは、もっと短かった。

図面や、書面、パソコン上ではわからない現場の状況を、第三者の建築の専門家にこうやってチェックしてもらうことが、我が家の住まいのスタートに際して、
ますます多くなるだろう。
どんなに、大手であれ、ハウスメーカーであれ、たとえ営業マンが優秀でも、工事をするのは下請けであり、職人の力量も、監督の力量も千差万別
人間がつくることに、完璧はありえない。

◆さて、この分野でも、悪質リフォームならぬ「悪質不動産調査マン」が増えているとのこと
あら捜しを専門にし、許容範囲であっても、追求し値引きに持ち込み、それに応じて費用を請求するという。案外、隠れてシロアリならぬ、チェックしながら傷つけたりして・・・
と考えると、依頼する購入者も、しっかりした調査会社選びが必要。結局は選んだ本人に降りかかってくる。住むのは、調査マンではない、本人とその家族だから。
よ~く考えて、自分の目と他人の力を、上手に使うことが大事。費用も。

大変勉強になった内覧日でした。

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