今年も、埼玉宅建主催の「会員法定研修会」の時期が来た。
この研修会の受講は5年毎の免許更新には、必須要件であるから、埼玉会館の小ホールはいっぱい。
議題は、「最近の紛争事例」「改正不動産の公正競争規約」「アスベスト、耐震診断問題」「風営法一部改正に伴う賃貸借契約の適正化について」
など、盛り沢山。

■中でも、不動産広告の細かい基準には、要注意だ。
インターネット上に、終了した物件を何時までも掲載していると、「おとり広告」なってしまう。弊社では、物件情報の更新をかなり頻繁にしているが、それでも土曜、日曜などの物件状況の把握が、全てにおいては間に合わない場合があるので、ご容赦願いたい。

友人のHPには、1年前の土地情報が載っているが…

■また、景品類の金額の上限も決まっているので、注意が必要。
今掲載しているキャンペーンについても、基準がある。

■耐震偽装問題から、新しい保険の創設など、「欠陥保険義務化」も、いよいよ具体的になって来るそうだ。やむ得ずの欠陥には保険が利くが、偽装は無理。

■さらに、「風営法」から、「性風俗関連特殊営業」の新規営業には、公安委員会の届出が義務付けられているので、賃貸借契約をするときは、届出確認書を確認してから、契約するように注意あり。(いわゆるソープランド・ファッションヘルス・テレホンクラブ…)
無届営業は、罰則が強化されたとのこと。大宮と西川口以外は禁止。

○△マッサージなどから、いつの間にか変わっていることもあり、仲介業者も特約などで、解約の条項に盛り込むなどしてほしいとのこと。

弊社の区域では、あまり関係ないと思っていたら、北浦和では、時々あるという。気をつけなければ。

弁護士や、警察、埼玉県庁の職員、公正取引委員会などが入れ替わり立ち代りに3時間あまりで盛り沢山の説明に、不動産を扱うものの責任の重さと、理解に、結構疲れた。

手帳に判をもらってきた。県内最後の研修に、来ていない同業者もいたが…

本サイト:(有)住ステーション浦和

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