今年の県内基準地価(7月1日時点)が発表されている。
調査857地点。地図で。
すべての用途地域で、2年連続上昇の数字であはあるが
詳しく見れば、上げ幅縮小、横ばいか下落傾向に転換しているようだ。
国土交通省の見解

1月1日の地価公示70点の比較で
19年は 51地点上昇の4地点下落
20年は 2地点上昇の34地点下落

県全体の上昇率は 住宅地0.9%(前年1.7%)
         商業地1.7%(前年2.6%)
         工業地3.1%(前年1.9%)
住宅地の方が市況の変化がすぐ反映されやすい。
1㎡平均 住宅地 12万2500円 全国4位 すべての住宅地平均。

地価は経済活動を反映する。
ガソリン価格の高値どまり、鋼材内在資材の高騰、マンション不況、
リーマンショックや、外資系ファンドの投資マネー日本引き揚げ
建築・不動産関連の倒産件数増加 
はては、食不安に年金問題不安、・・・政局不安
枚挙にいとまがない。

現に近くの建売業者、不動産会社でも
仕入れた土地の「建築条件なし」の売り出しが多くなっている。

一応は建築して利益を出したいので「建築条件付き」としていても
あまり長くは持ちこたえたくないので、
建築をスタートさせて建売にするか、
更地で売るかの判断が迫られているようだ。

もちろん、始めから土地分譲地のところもある。

いづれにしても
目が離せない昨今であり、
仕事に不安がない方は、
自らの家族の将来と、不動産情報をしっかりみ据えて
行動されることをお勧めしたい。

◆県内高価格の地価上位5地点 坪単価 前年比
①さいたま市浦和区岸町1-15-18   121万 4.6%
②さいたま市浦和区北浦和1-5-12   117万 4.4%
③さいたま市浦和区岸町2-13-13   110万 3.4%
④さいたま市大宮区高鼻町1-380-1  107万 4.8%
⑤川口市西青木1-19-6        107万 8.7%

ちなみに昨年2007年のブログは、春先までの地価高騰を反映した
内容となっている。ついでに2005年2006年

この1年で経済の潮目がはっきりと変わってしまった。

(以上、参照:国土交通省・東京新聞他いろいろの文書より)
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