地歴を知ることは、主にその土地が現在までにどのように利用されていたのか、過去に土壌汚染の元になるような工場の敷地になっていたのか否かを知ることで、今後の建築に際しての判断基準になるものです。もちろん登記簿や古地図があればそのような資料などでも地歴がわかります。土地は大地震等を別にして原則動きません。

又、埋蔵文化財包蔵地であれば、何千年前の縄文人や弥生人が住んでいたとのだと想像することができ楽しくもなります。ただし新たに建築する場合は少し厄介になりますが。

先日、取引該当地を調べる内に、国土地理院の航空写真を見つけました。今年は戦後76年。直後の写真はUSAの航空写真です。不鮮明であっても日本全土を飛行機から撮影していたのがわかります。そして年を追うごとに鮮明な画像となり、同じ土地が時間を経る過程で変化しているのが「串刺し機能」で確認できます。

ついでに自宅はどのような土地であったのか?少し郊外なので30年前は森でした。開発されて現在に至っていることがわかりました。1945年頃⇒2019年撮影

 

 

 

 

戦前から建物が密集した浦和駅や埼玉県庁周辺も、目を凝らすと知ることができます。別所沼が目印でしょうか。 順番に1942年3月23日陸軍 1947年11月8日米軍 2019年9月10日国土地理院撮影東口パルコも見えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今はグーグルマップで最新の状況を見ますが、少しさかのぼって過去の土地の利用状況を知ることは、頻繁に起こる災害に対する防災対策などにも必要です。

航空写真だけでなく「自然災害伝承碑」もあります。

専門的な地図は有料ですが、無料で確認できる内容が満載です。ただし興味が湧いてどんどん深堀りしたくなっていくので、ご用心。


さいたま市の土地建物は 浦和駅そばの 有限会社住ステーション浦和

浦和駅近くのレンタルオフィスは エイペックスレンタルオフィス浦和