さいたま市浦和区の商業施設を含む複合型高層マンションで、長年取り組んできた「防災マニュアル」が全区分所有者に配布され、商業施設の全テナントにも「防災マニュアル+施設版」が渡されました。安否確認のプレートはいざという時目立つ位置に掲げられられるよう吸盤付きです。建物にはガラス面が多く、現場に合わせて作られています。

弊社もはいるこのマンションはJR浦和駅2分と近く、地震等の大災害の際は帰宅困難者も利用するであろう位置にあります。

災害の少ない埼玉といわれますが、首都圏直下型地震や、気候変動に伴う災害の激甚化・頻発化でどこにいても今後も安全とは言い切れません。

今回の事務所店舗の「商業施設のマニュアル」は一日の大半を過ごす職場では欠かせないものであり、以下の目標のもとにテナント入居者の手により作られています。

「このマニュアルは万一災害が起きた時、○○○内の事業所で働いている従業員の皆様や、来店されているお客様・関係者のすべての方々があわてることなく外部へ避難して安全を確保し、被害を少なくしながら、可能な限り早く通常の事業を 再開・継続 できることを目標とします。」

弊社は不動産業者なので、居住用建物はもちろん、事務所店舗のテナント募集や対応を行っています。今後は賃料や一般的な設備と共に、防災関連にも気配りが必要であると感じます。

又、マニュアルはあくまで防災対策のスタートラインなので、それらをどう職場ごとに工夫し身に着けていくかが課題です。更に地元の防災等の組織への協力も、大事であると思います。

今や災害は忘れたくてもやってきますから。

 

他   (一部加工してあります)


さいたま市浦和駅そばの不動産会社 有限会社住ステーション浦和